『鬼平』第5話 感想

  • 深い。(ウサ並感)
  • 細かく言うと、「深さの程良さが深い」。
    • これまでの数話の「女とは」に辟易して、やっぱり昔の人が書いた大昔の話っすよねとひきぎみだった俺たちも掌大回転。これが池波先生だよ!と絶賛の嵐。なお、原作は未読。俺たちは、ふいんきで池波をやっている。
    • 人間とは工学的なだけではないフレンズなんだね!
  • 髷物というシミュラークルをアニメ化するポストモダン
    • 現代の視聴者に近代を見せるには、今や時代劇がベストなのかもしれない。ぼくたちは池田勇人以後の世界を生きている。
    • 巷説百物語から百鬼夜行シリーズまでは地続きだが、ルー・ガルーから始まる一連のアレは西洋妖怪シリーズ。
    • チャンバラ時代劇講座は、チャンバラ映画と任侠映画との間に断固たる一線を引いているが、そちらはそろそろ再検討が必要。
  • 人間とは墓火の秀五郎。
    • 良さがすごいのはもちろん、オブジェを置く意味が魅力的な謎すぎるので、スピンオフまで伸びてほしい。
    • 検索して池波Wikiへ飛んだら、クリックで救える命バナーが。
    • 血頭の丹兵衛との絡みがあったとか、あの至言は長谷川伸から池波正太郎へ伝えられたものだとか、良すぎる情報が次から次へと出てくる。大衆小説の龍脈やばい。
  • 匿名性の排除によって失われる川越の旦那。
    • 「著名人をネットで誹謗中傷する匿名パーソンは、その行為に恥と後ろめたさを感じているから名を明らかにしないのであり、その点では、まともな感覚を持っている普通の人である」(大意)というイケダハヤトさんの見切りは確かに一理あるが、世の中には「善行は匿名でやるべき」という美意識だか倫理観だかもあり、「大義が付けば罵倒も善行」と思っている原理主義者もおり、その両者が合体すると、表面上は普通の人と見分けがつかないフレンズになる。
    • 実存的御用改め。政治的キャバクラ通い。
      • 定番の「風俗業に寄生する警官」ネタの裏をつくような話でもあった。
    • ベンサムヴィドック松平定信の時代を生きる鬼平一門。
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『下剋上受験』第1話 第2話 感想

  • 受験とは、そもそも下剋上なんですよ。ワンナウツ風に言うなら。
  • 第1話の時点では、「その意気や良し!」くらいの感想しかありませんでしたが、第2話でいきなりキャラ関係が強化。
    • 現代的同性ドラマのツボを抜かりなくおさえた設定。これ、ノンフィクションが原作なの? リアル?
    • 桜井についての記憶が絶対にある徳川直康(要潤)の視線。たまらん。
  • つか、この下剋上、すでに覇権を確定した徳川家に因縁持つ血族が今さらぶっこむ下剋上なので、実質『蛮勇引力』。君が砂漠になるなら、俺は希望になろう。
    • 新たな学歴乱世の到来まではやらないでしょうけど、期待せざるを得ません。
      • なんなら二次創作で。虐殺器官やハーモニーまでぶちこんで。
    • 「批評」とは、20世紀までの東京であり、ゼロ年代半ばまでのインターネットであり、つまりはミヤコであるという観点から言うと、これからのブロガーが行なうべきは、下剋上ではなく上洛。
      • 江戸時代ではなく、戦国時代こそがポストモダンなんですよ。
      • そこで『首都消失』が立ちあがってくる。日本は沈没しなくても、首都はちょいちょい消えますからね。
      • 理念の都から国を作っていこうとした古代日本政府のやばさ。
      • 18世紀には本居宣長という批評家がいたらしいけど、天と雅びと一般意志については、どのように考えていたのだろうか。
  • 「無限大の可能性」という哲学警察出動フレーズに心をつかまれる桜井氏。
    • 学園ポエムとマンションポエムの目指すところ、完全に一致。
      • どちらも駅と電車内でよく見る。東京では。
    • 子供でニューゲームを始めるなっつーのは確かにその通りなんですけど、一度は見送った「可能性」が自分の子供の姿をとって帰ってきた時、それをまた冷静にスルーできる人も少なかろうよと思います。その点もふくめて、最後まで見ていきたいドラマです。
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